今日も暑かった!
先週からすでにつくばの雲行きは秋めいていましたが、涼しくなってきたのは今日の夕方から。
ラジオで聞いた気象予報では、暑い日々も今日まで!!だそうだけど、どう~でしょうね~。
この夏は日中に長時間、屋外で陽に当たっていることがあって、ほんと往生しました。
そのとき思ったこと。
呼吸が浅くなっていると、夏の暑さが増す!
ヒントは『構造医学』という本。そのなかで人間の体は生命活動や細胞間の摩擦などによって生じる熱を体外に排出していかないと生きていけない構造になっている、という点が指摘されています。
たんぱく質は摂氏42度近辺で凝固してしまうため、暑いときには体内に熱を溜め込んではいけないんですね。
・・・と、そこまではテレビなどでも熱中症の解説でおなじみになっている(?)メカニズムですが。
熱を排出するために人間は汗をかくことで表面温度を下げることができます。
犬などはそれが出来ないから、口を開けて熱を逃がしてますね。
ちょっと考えて見れば、人間にも犬のように口から熱を逃がすことは必要なんだということは当たり前のような気さえしてきます。なんせこんなに暑い日が続くのですから。
かといって、犬のように僕も舌を出してハッハッハ・・・っとまではやらなくても、暑いところにいると自然と呼吸が速くなります(よね?)。だから、
人間は肺を通じて体液(血液)を冷やしている。
だけど、緊張すれば呼吸は浅くなるし、姿勢によって肋骨の可動域が制限をうけてせまくなっていたり、はたまた仕事の仕方、道具の持ち方が大きくて自由な呼吸を妨げていたとしたら、排熱が間に合わず、暑く感じるでしょうね。
先日僕が日光の下で汗を滝のように流していたとき、ふとそのことに思い当たったので、胸郭周りで心当たりのある箇所のいくつかに意識して深い呼吸を入れて、しばらく速めの深呼吸を続けてみました。
すると、徐々にすーっと全身が落ち着いてきて、汗がいくらか止み、体が地面に近づいたような落ち着きを取り戻してきたかのような気がします。
そこでまた思い出したのが、
ロルフィングのシリーズを受け終わった後、嫌いだったサウナや岩盤浴、熱い風呂が好きになった
ということでした。おかげで今でも好きです☆うっとうしい位暑い(熱い!)ブラジルも懐かしい・・・
昔に比べて、夏が好きになったのはロルフィングのおかげです。
なにはともあれ、
呼吸がつまっていると体内の冷却が上手くいかず、熱中症を加速することになる、
といえそうです。ロルフィングを受けなくても、深呼吸をするだけならいつでも誰でも出来ますよね~。
それにしても、汗をかけば体温が下がっていいんじゃないの?という意見が出てきそうですが、
肝臓のように中身の詰まった臓器(超働き者!)や深部の筋肉を冷やすのには、汗の蒸発を待っていては遅い、ですよね。
夏も終わりになってきてますが、胸郭周り、肩周りをよくストレッチして、深呼吸してみましょう。
きっと体も思考もクールダウンできるはず。
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