Rolfing® Studio Gravitation

webページのお引越し

久しぶりの更新で恐縮です＾＾；　が、以下お知らせです。

こちらのブログとwebページの機能拡張などのため、近日中にドメインを変更し、今までの内容とともにこちらのブログを引越しいたします。あまり大きな変更は今のところ予定しておりませんが、ドメインが変わります。当面の間はこちらのwebページを参照いただけますが、４月中をもって新ドメイン http://rolfing-gravity.com/ (編集中)に移行いたします。

今後とも宜しくご愛顧のほど、お願いいたします。

RI認定ロルファー　長島務

 

最近アスレチック

ロルフィングの１０シリーズを始めるクライアントの方々が、なんだか競技レベルでスポーツをされてるバックグラウンドをお持ちのことが多く、セッション内容にも興味深い変化が訪れています。

そうした方から競技特性に応じたセッションができるか、という質問があっても、現時点ではＹｅｓともＮｏともいえないな、というのが率直な感想です。実際のところ、クライアントの方が要望する箇所へのワーク内容にはなるかもしれないし、ならないかも知れないです。

ロルファーとしての私のやり方は、体のどこかに問題を抱えている方に対して、体全体のなかでその箇所と他の部分とのつながりの良し悪しを見てワークをすることです。　局所的なケアや医学的な処置は私より卓越したかたが地域にたくさんいるはずで、私の出る幕じゃないとおもうんですよね。それにランニングに例をとれば、走ると前すねが張ってしまってつらく、ブレーキがかかってしまうという方がいた場合、一般的なケアとしては脛の筋肉そのものを揉んだりするのかもしれません。受ける側も、痛む場所に問題があるものだと考えるのが順当でしょうね。

しかし、より全体的（ホリスティック）なワークをしているロルフィングの立場からみたら、原因は痛む箇所のほかにあるという可能性を探します。あるクライアントさんの場合、ランニング中の姿勢を維持するために意識する重心をおく場所を提案したり、もっと具体的には、足の親指からの推進力と体幹のバランスをコーディネートしたりした結果、すねの張りがなくなった、ということがありました。（個人の体の使い方はあらゆる人が固有のパターンを持っており、この内容は誰にでも通用するものではありません。）　

また、ロルフィングは安全な施術だと思います。「揉みかえし」の炎症が起きるような強度なものや筋膜を「はがす」激痛を伴うものではありません。　競技パフォーマンスへの影響としては、仮に体全体の組織のつながり・バランスを無視して局所的に緩めすぎるようなことをすれば、悪い結果も起こりうると考えています。しかし、そのようなロルフィングの趣旨から外れるようなワークはしていません。

自分がロルフィングを初めて受けていたとき、体全体がすごく楽になっていく一方で、一つの疑問がありました。それは「組織や靭帯を緩めるばかりでは、収縮する筋能力や衝撃に対する抵抗力が低下するのではないか？結果としてパフォーマンスが低下するんじゃないか？」というものでしたが、結果として全て杞憂に終わりました。

様々な、不要な力みのパターンを捨てることができ、鎧のような筋肉のラインはロルフィング後にもゆっくりと消えていきました。内側で深層筋が活性化して細かい身体操作が安定し、常にリラックスした動きが生み出せるようになったと感じました。ストレッチをすると刺すような痛みが生じていた箇所がいつの間にかなくなり、ヨガもダンスも、前とは比較にならないほど自由に行えるようになったことを記憶しています。

これらは私の個人的な経験に過ぎないのですが、私個人の疑問は解けました。体の組織が均一な柔軟性と弛みを持つことで、体全身で衝撃を吸収できるようになったからです。コンテンポラリーの地面に近い動きやコンタクトインプロのように落下を伴う動きでの怪我がなくなり、人に衝突・接触することが怖くなくなったことは実感としてありますね。　また、リラックスした状態がつくりやすいので、慢性的な疲労を減らし、瞬発力を向上させることができたのも、ロルフィングと、ロルフムーブメントを通じた体の気付きが向上したから、だともおもえます。（写真はJohan Elbertによるコンタクトインプロの撮影　1980年）

ただ、最大筋力にだけ限って言えば、やや低下したのかもしれません。普段の生活や仕事のなかでムダに総動員して使っていた筋肉の多くは休めるようにしてしまったし、何よりは筋トレがとても嫌いになってしまったためです。マシントレーニングやウェイトトレーニングを行って、局所的に筋を鍛えることがあまり気持ちよく感じられなくなってしまったからかもしれませんね。もっとも、必要性があればやるべきだとは思いますが、今のところそれらを通じた筋力アップを必要とする運動に私自身が熱心でないだけで、効果を否定するつもりは全くありませんよ。

アスリートのかたはご自身の競技・身体能力やトレーニングの仕方に関しては私なんかよりははるかに専門的ですから、ロルフィングを通じてご自身の身体パフォーマンスにつながる変化が生じているか、専門性とつなげて考えて、いいように解釈してもらえればいいなあ、とおもってワークしています。　

どのみち、ご本人の意思や感情が肯定する変化しか、体には定着しないものだと思います。ご自身の興味に近いものは具体的にイメージしやすいし、受け入れやすいというのは自然なことだと思います。その意味で、ロルフィングのセッションが競技特性に対応したものなるかどうかは、クライアントさんのモチベーションの持ち方・興味の持ち方に拠ってはＹｅｓ、なのです。

またＮｏになる理由としては、「アスリート向けのセッション」といったフレーム作りを私がまだしていないから。まあ、予定は未定（笑）です。ロルフィングを通じて日常生活のＱＯＬが向上することで、競技能力をおおいに下支えすることができると思います。

C.I.jam

コンタクトインプロのジャム終了！
今日もよく踊り、よく笑い、よく担いだ！

改めて、この場所を提供して下さっている真島スタジオに感謝です！

今日は案内を出していた初心者の方が参加して下さっているのと、昨夏のアートイベントで知り合った面々が偶然集まっていたことで、大変にぎやかで和やかな、アツいジャムになりました！

帰り際、ヨガに親しんでいる方との会話で、コンタクトインプロのジャムがフローの中での柔軟性やリリースの意識を高める効果を持っている、と私は勝手に結論づけました笑

フェルデンクライスのATM(awareness through movement)と共通するところもあるのかも。
コンタクトインプロの方には、人との触れあいや接し方などから内省し、一体感を楽しむよさがあります

仕事始め

仕事始めに、ちょこちょことwebの内容を直しています。

より判りやすく、深い内容までスムーズにご理解いただけるような、親切な内容にするためには、いづれ大工事が必要になる、とわかってはいるのですが・・・なかなか腰を上げない私。Webはほんとに時間と手間がかかりますね。年賀状ですらも年が明けてから出している無精者なのです。ついには「寒中見舞い」とさせていただきました（汗　「あけまして」とはさすがに書けない。。。）

 

かねがね、ロルフィングを実践していくことは、社会貢献を伴うものだと考えています。

ロルフィングがホリスティックな視点に立った施術であり、心身に大きな変化を生ずる可能性をもつものです。現代社会の中で生きづらい思いをしている方々に、楽に生き生きと過ごすためのヒントをご提供することが僕らの仕事の一つだと思っています。

以前、つくば市内にある中学校の陸上部に出張ＷＳをしに行ったことがあります。

そのときは一回だけでしたが、足のアーチ構造について話し、足底の組織をゆるめるワークをしてもらいました。恥ずかしがりながらも、感じることに正直な彼らとのＷＳは個人的にすごく楽しいものでした。そして、もちろん楽しいだけではなくて、足の裏を「発見」することによって脚全体から腰、腕の振りにまで柔軟で自発的な動きが生じるのをみることができたのは、感動でした。

そんな活動を、しみじみと続けていきたいと思っています。

新年おめでとうございます

遅ればせながら、新年おめでとうございます。

3が日を過ぎたらさすがに正月気分ではいられなくなりますから、ご挨拶としてはギリギリセーフ？でしょうか。明日4日より、仕事始めとなりました。

さて例年のごとく、なじみの顔を突き合わせながら、除夜の鐘を撞いて本年を迎えることができました。何事もなく年を越せたのもひとえにみなさまのロルフィングへの支持があってこそのものだと痛感してます。ありがたや～、ありがたや～。

本年はより一層、活動の幅を広げてロルフィングとボディーワークの普及に向けて頑張っていこうと思います！！

みなさま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

長島務

ようやくtwitter

始めました。rolfingで検索してみるだけで、いろいろな人のリアルタイムな感想が閲覧できてたのし～♪　いままで始める機会は数多くあれど、筆不精な性格により二の足を踏んでいたのです。とまあ、構えずにさっさとでも、だらだらでもやってみれば自分にとっての真価もわかりそうなものなのですがね。いつも自分の目の前のことで没入してしまうため、回りに伝えようとか、シェアしようとかいう思考が置いてけぼりになるのです。自分にとってはそんなしょうもない、「閉じている」自分の状態を打開したい、脱皮したいという欲求が、ようやく出てきたということかもしれないのです。多くの人と関わって付き合いが今以上に増えると、余計な気を遣う機会も増えてきて億劫、なんて考えていることは、つまらない！！と素直に感じられる方向に、進化していきたいと思います。

ツイッターを始めるというだけでこんな決意表明を書いてしまうあたり、自分はまだまだ青い。。。というか度胸足りない。

クライアントさんがフィードバックをくれるときの勇気と配慮を思い出しました。私自身が歩み寄る気持ちを忘れないようにしたいと思います。

模様替え＋大掃除

日曜日で天気も良いので、セッションルームでは大掃除をしました。

そしてもう一つの目的は、フローリングの上にタイルカーペットを敷き詰めること！

ピンクのカーペットなので、あったかーい感じになったような気がします。

部屋の整備

どちらかといえば、セッションルームを「いかに使い易くするか」はいつも考えていたけれど、クライアントさんにとって「いかに居心地がよいか」にはあまり心配りができてなかったなあ、と反省しているところです。

自分以外の視点が入ることでより、当人にも外部の人間にも過ごしやすい空間ができていくんですね＾＾個人の人格がまんま反映されたような部屋も面白いですが、その辺はあくまで個人で行うべきこと、に思えます。やはりロルファーのセッションルームは空間的にも物理的にも風通しのよい場所がいいな～。

 モンステラ、かなり伸び放題です。植え替えもしなくちゃ。

 

冬の準備

セッションルームの床はフローリングなので、広さがある分、どうもここは「道場」という雰囲気がします。奥に神棚を設置する構想もあったのですが、十分なスペースが確保できないので、まだ実現していません。

それにしてもいよいよ冬の足音が間近に迫ってきたので、ぼちぼち冬支度ですね。

床を快適に歩いたり、立ったりたりしてもらえるように工夫せねば。。

こんなとき、ガスエアコンのリモコンについている「床暖房」の文字がうらめしい。なぜなら、機種としては備わっているけど、建物の設備としてはついていないから、残念ながら床暖房が使えないのです。。（たぶん。）

大掃除をするほど物がない部屋なのですが、先日窓を拭いたらそれだけですごくスッキリ！！今年の分の大掃除はもう心の中だけでは終了したつもりでいます^^やはり筑波山がキレイに見えるほうが気分がいい！

災い転じて？

今まで使っていた、（お気に入りの色の・もちろんグリーンの。）ケータイが、ついに完全に沈黙しました。。。

そこで、予てから使っていたiphoneにまとめようと思い、連絡先アドレスのわかる方には、片っ端からご連絡申し上げています。もしこちらを読んでくれた方で、連絡のきていない方がいらっしゃったら、[email protected]　にひと言いただけると幸いです。

あまり考えずに事務的なメールを片っ端から送らせてせていただきましたところ、思いがけぬ人から近況のメールが返ってきて、対応に忙しくさせていただきました。ともあれ、久しぶりに知人、友人の消息が聞けるのは楽しいものですね。それらの人たちと接していたころの自分を振り返るきっかけにもなり、いかに多くの人の支えや影響があって今の自分が成立しているのかを具体的に考え、感謝の気持ちを思い出すきっかけにもなりました。

一方で、自分が失礼を働いた人や傷つけた人もメモリーには入っていて、改めて申し訳なくも感じたり。彼らに関する携帯メモリーは、今後の自分にとっての教訓として、もう少しだけ整理せずに登録したままおいておこうと思ったり。

なんにせよ、しばらくぶりに会うきっかけができた人も何人かいて、ケータイが壊れたことも扱いようによっては新しいダイナミズムを生むきっかけになるもんだなあ、と独りで納得していました。

みなさん今後ともよろしくお願いいたします。　長島務　拝